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敏感肌は角質層のバリア機能の低下が原因です。
角質層は皮ふの一番表面にあり、わずか0.02ミリの厚さながら、水や微生物、ウイルスさえも通さないバリア機能を備えています。このバリア機能が何らかの原因で低下すると刺激となる物質が肌に侵入しやすくなってしまうのです。敏感肌の人がが普通の人なら何の変化も起こさない程度の刺激にもすぐ炎症や痒み、湿疹等の肌トラブルをおこしてしまうのはこの為です。機能低下の原因は体質ももちろんありますが、それだけではありません。あきらめる前に正しいケアができているか見直してみましょう。
敏感肌にも一次刺激性の敏感肌とアレルギー性の敏感肌の2種類があります。体質はある程度遺伝します。だからといってあきらめる前に、家庭環境もチェックしてみましょう。たとえば、掃除ギライでほこりがたまっている、たくさんのペットと同居している、寝具をあまり干さない、ヘビースモーカーな家族がいる、食事のバランスが乱れているなどなど。こんな家庭では、家族全員敏感肌になっても不思議じゃありません。アレルギーの原因は実にさまざま。一生モノにしてしまう前に、皮膚科でパッチテストを受け原因を追及して解決を。また、体質は女性ホルモンにも関係するため、出産後に敏感肌が治ることもあるようです。
肌は大きく分けて表皮と真皮があります。表皮には一番上に皮脂膜があり、次に角質層があります。この2つの層が肌をダニ、ハウスダスト、化学物質、異物など外界の刺激やアレルゲンから守るバリアのような役割をしています。
健康な肌の条件とは、潤い、なめらかさ、ハリ、弾力、血色が良い状態をいいます。しかし、20〜25歳ぐらいをピークにして水分が減少し、新陳代謝が衰えるため、この「健康な肌」の状態が加齢とともにだんだんと失われていきます。
新陳代謝とは生まれ変わりのことです。人間の体の肌の細胞は少しずつ生まれ変わっており、日々、古い細胞は死に、新しい細胞が生まれています。肌の細胞もそうです。垢が古い肌細胞が死んだものというのは、有名なことですね。この新陳代謝が衰えるとなかなか新しい細胞が生まれてこないため、古い細胞が残り健康な肌にはならないのです。ですから、肌のトラブルが増えるひとつの要因が加齢です。年齢肌とも言われてます。最近では英語で「エイジング」(ageing)ともいいます。
また、最近では偏った食生活によるビタミン、ミネラル不足・水道水の塩素の飲用と入浴・肌に刺激が強すぎる化粧品やシャンプー、ボディソープ・化学物質・睡眠不足・ストレス社会・強い紫外線などの影響から、若くても水分と皮脂のバランスを崩して、肌のトラブルを抱える人が増えています。
誰でも今後注意する必要があります。とくに肌の弱い赤ちゃんの乾燥肌、敏感肌など肌トラブルがとても増えていますから、肌を傷つけるような生活をしないようにご注意ください。肌がひどく傷つくことでアトピー性皮膚炎になってしまうこともあります。
乾燥肌とは体内の水分の蒸発を防いでいる「角質層」の衰え、角質層を保護している脂質「皮脂膜」の分泌の衰えなどにより肌のバリア機能が低下。それにより身体全体の水分量が低下している状態なのです
そして「水分」と「皮脂」のバランスも崩れ、乾燥した肌は、肌のバリアが弱まることで敏感になっていくのです。
正常に角質層が形成されるかが、敏感肌を発症させない必須条件となります。もともとが繊細で、爪でひっかくだけでも角質層ははがれてしまいます。角質層を剥ぎ取る、破壊するスキンケアは敏感肌を重症化させるだけです。皮膚を擦ったり、ピーリング等の行為はもちろん論外です。化粧品に頼る、化粧品の成分に頼る、エステサロンに通うのみ、薬や漢方、健康食品に頼るのみ、レーザー光線、美容機器に頼るのみでは敏感肌、超敏感肌は解消できません。アレルギー用、敏感肌用の化粧品は弱い肌でも使用が可能であると理解することで、アレルギーや敏感肌が治る意味ではありません。敏感肌、超敏感肌はさまざまな外的要因、内的要因が関係するため、化粧品、美容機械等を使用したからといって直ちに解消できるものではありません。
敏感肌を誘発させないためには、発症原因を見極め正常な皮膚の仕組みに戻すケアを欠かさないことと日常生活の注意事項を守ることです。
■ストレスをためない
■肌の水分補給
■バランスの良い食事
■清潔な住環境肌の一番表面の角質層は、角質細胞がレンガのように積まれています。
そのレンガの目地は、「セラミド」という水分を抱え込む脂質で埋められています。 セラミドは、肌の水分の蒸発を防ぎます。また、外部からの刺激やアレルゲンを、シャットアウトしてくれます。健康な肌は、このセラミドを自分でたっぷり作り出します。敏感肌、アトピーの方は、角質層で作られるセラミドの量が少なく、セラミドの量が少ない原因のひとつは、「緑膿菌」の肌への繁殖によります。緑膿菌はセラミドを分解する「セラミターゼ」という酵素を分泌します。緑膿菌は元々肌に繁殖している常在菌ですが敏感肌、アトピーの炎症を起こした肌には多く繁殖しています。セラミドを増やすには、セラミド入りの化粧品を塗ることも効果的ですが、緑膿菌の繁殖を抑えることが大切です。ちなみに、アロマセラピーで使う「ティートゥリーオイル」は、この緑膿菌の繁殖を抑える働きがあります。
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