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さびるとは体の細胞が活性酸素という悪玉酸素で酸化する(さびる)ことを意味します。 我々人間の体内は酸化作用が発生し、常にさびが進行しています。
生体内の悪玉酸素(活性酸素)は私たちの通常の呼吸によって発生しています。この活性酸素は体内で殺菌作用などの有益な役割も果たしますが、過剰に発生すると、非常に有害な酸化剤となってしまいます。
我々の体内には活性酸素以外にも有害な酸化物質が発生しています。これらを総称してフリーラジカルといいます。ただ、我々の体にはこのフリーラジカルに対する防御システムがもともと備わっています。このシステムを維持する物質を抗酸化剤といいます。抗酸化物質としてはビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10(COQ10)などがよく知られています。
しかし、このシステムの限界を超えてフリーラジカルの攻撃を受けると、多くの細胞が死滅したり、DNA(遺伝子)の損傷が起き、病気の発生原因につながっていきます。
ところで、呼吸以外にも様々な原因で活性酸素は発生します。ストレス、大気汚染物質、紫外線、たばこ、食品過酸化物などなど。この中でも最も恐ろしい活性酸素発生物質がたばこです。
たばこは体を酸化させることによって、ガンなど多くの病気発生に関わっています。このように体内で発生した活性酸素やフリーラジカルは「脂質過酸化」と呼ばれる連鎖反応を起こして、細胞膜やDNA、ミトコンドリアなどに致命的なダメージを与えることが確かめられています。
つまり、活性酸素は「老化」はもちろんのこと、ガン、リウマチ、アルツハイマー病など、様々な疾患の発生に深く関わっていることが判明してきており、早急な抗酸化医療の確立が求められているのです。
年齢とともに若さを保つために必要な内分泌ホルモンの分泌が低下し、その影響で体の筋肉(たんぱく量)、水分が減り、脂肪が増えていく現象です。
私たちの体内では、加齢とともに若さを保つために必要な内分泌ホルモンであるメラトニン、ヒト成長ホルモン(hGH)、DHEA、甲状腺ホルモンなどが低下し、老化を促進させるコルチゾール(副腎皮質ホルモン)、TSH(甲状腺刺激ホルモン)などが増加する傾向にあります。
若さを保つために必要な内分泌ホルモンは30歳を超えるころから低下しはじめます。それによって
●エネルギーの低下●運動能力や筋力の弱体化
●性的ときめきや精力の低下●視覚能力の低下 |
などの症状が現れてきます。 しかも、悪い生活習慣、食習慣を続けていると重要なホルモンの分泌低下は意外に早くやってきてしまいます。
ストレスがたまると、大量に放出されて「ストレスに対抗する」の源になるのが、本来の姿。しかし、現代のように長い間ストレスにさらされると、必要以上、もっと言うと過剰のコルチゾールが放出されて、体にとって不都合な面も多く出てきます。
・筋、皮膚、リンパ組織の細胞を壊す「細胞異化作用」があります。
・肝臓には、むやみに糖分が生み出され、結果的に「高血糖」になります。
・骨に対しては異化的(壊す)方向に働き、骨粗しょう症を起こします。
●レプチン
別名「肥満ホルモン」と呼ばれ、脂肪細胞から分泌されるペプチド(アミノ酸の複合体)ホルモン。 レプチンは40歳以降、加齢とともに増加し、特に肥満すると高レプチン状態が出現します。高レプチン状態が長期間続くとインスリン抵抗性を引き起こし、糖尿病や動脈硬化へと進展していきます。
●ホモシステイン
ホモシステインはイオウを含むアミノ酸で、新しい動脈硬化危険因子として注目されています。したがって、ビタミンB群の補給を行って、常に血中ホモシステイン値を低値に保つ必要があります。
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●ヒト成長ホルモン(hGH)
人体にとって最も重要なホルモンの一つで、脳下垂体で生成、分泌されます。 この成長ホルモンの刺激で、IGF-1(インスリン様成長因子-1)と呼ばれる成長因子が肝臓で分泌され、成長ホルモンと二人三脚で、組織、骨、軟骨、筋肉、皮膚、肝臓、腎臓の成長をつかさどります。
「hGHレベル」は30歳前後から低下し始め、その後10年で13%も低下してしまいます。健康な状態を維持し、若さを保っていくためには「hGHレベル」の低下を防ぎ、可能な限り増加させることに努力しなければなりません。
※成長ホルモンを日常生活の中で増やしていくために以下の事柄が望まれます。
・毎日40分間、汗をかくくらいのウォーキング
・7時間程度の睡眠
・1日に約70g(50kgくらいの体重の人)のバランスのとれたタンパク質の摂取
・サプリメントの中で、アミノ酸、特にアルギニンを摂ること
●メラトニン
脳の松果体(しょうかたい)から分泌されるホルモンで、脳下垂体後葉のメラニン細胞刺激ホルモンに拮抗する作用があります。
・驚くべき抗加齢効果のあるホルモン(強力な抗酸化作用がある。)。
・免疫力を高める力がある。
・コレストロール値を下げたり、がんの予防やその治療に大いに効果がある。
●DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)
40〜50歳以降に現れる様々な生活習慣病に対抗するホルモンで、体を作る同化作用とともに、抗加齢医療に最適な治療薬と考えられる。
・体の筋肉を増やし、脂肪を減らす。
・抗糖尿病作用がある。
・免疫力を高める作用、抗腫瘍作用がある。
・乳がんの発症抑制に効果がある。
●テストステロン(男性ホルモン)
精巣の間質細胞で産生される男性ホルモンで、いわゆる男性の特性を亢進させる働きをする。
・積極性の亢進、性衝動の促進
・筋肉、皮膚、骨を形成するためのタンパク利用の促進、ある種の臓器の成長促進
・精子生産の刺激
・男子泌尿器、生殖器組織の育成、前立腺成長のコントロール
●エストラジオール(女性ホルモン)
エストロン、エストリールとともにエストロゲンと総称される女性ホルモン。
・卵巣で生成され、月経周期や子宮内膜の周期的な変化などをコントロールする。
・強力な抗酸化物質として、フリーラジカルによる臓器障害を防ぐ。
・皮膚の結合組織「コラーゲン」の生成を支援する。
・骨質維持に貢献し、骨粗しょう症を予防する。
・アルツハイマー病の強力な予防法として注目する研究者が増えている。
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